違和感を感じた遺影写真〜シニア撮影の始まり〜

祖母は、私が大学生のときにこの世を去った。
遺影に使われたのは、小さな写真を引き伸ばしたもの。
祖母らしい笑顔ではあったけれど、どこかぼんやりしていた。

当時の私は写真部にいたけれど、今のように写真に関わる仕事をしていたわけではない。
「遺影写真って、こういうものなのかな」と思いながらも、
胸の奥にひっかかるような違和感と残念な気持ちを、今でも覚えている。

この違和感が、今の私の写真への思いにつながっているのかもしれない

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